馬場 祐輔

高校を卒業後、陸上自衛隊入隊を経て現業界に入る。アルバイト、正社員として6年間勤務をした後、日野工業に転職。2016年入社の現在7年目で、課長職を務めている。

20代の頃からは想像もつかない今

今でこそ、これが一生の仕事だと誇りを持って言うことができますが、この仕事を始めた頃は目的もなく働いているだけでした。知り合いの会社にアルバイトとして入ったことがこの業界に足を踏み入れるきっかけですが、その当時は自分のやりたい事は他にあると考えていましたし、別の仕事を探しながら働かせてもらっている状態でしたね。
それがこうして今まで続いているのは、性に合っていたからだと思います。昔から細かい作業が好きで、手先の器用さにも自信がありました。まさに、プラモデル大好き少年です(笑)背負う責任感は全く違いますが、今も大きいプラモデルを扱っている感覚はあります。そのようにして仕事に楽しみを覚えて、そこから「人の生活を支えるのに必要不可欠な作業に携わっている」というやりがいや、それぞれの現場をきちんと終わらせることができた達成感を感じられるようになった気がします。

社員のことを一番に考えてくれる社長

「この仕事を一生のものに」と考えるようになったのは、今後も仕事を続けていくにあたってスキルアップが必要だと感じたからです。そして社長との面接を経て、給料面や福利厚生など、自分の将来や家族を養うことを考えた時にとても魅力的な環境が揃っていると知ったのも、入社を決意した理由です。
私の仕事能力は未知数であったにも関わらず、経験を買ってくれ、期待してくれた社長の人柄や心意気にも、頑張らないといけない、頑張りたいと思いました。仕事には厳しい社長ですが、社員のことを一番に考えてくれる姿勢をみんなが見ているので、会社としてはそんな社長についていこうという雰囲気が出来上がっています。

まずは2年頑張ってみてほしい

現在の仕事としては、お風呂やキッチンなどの家の水回りからビルや病院の配管まで、関わる現場の大きさは様々です。その上で「仕事を覚えるには最低2年」というのが私の感覚です。配管の種類も様々なので全く同じ現場はありませんが、道具や材料の扱い方など専門的な知識も含め、大体2年で一通りの経験できるかと思います。
また、人間関係の構築といった意味でも同じくらいの時間を要すると思います。現場に行けば色々な会社の方と一緒に仕事をしますし、自分の会社ひとつとっても多彩な先輩がいるので、私自身、最初はそういった雰囲気に慣れるのに時間がかかりました。

限界がないから頑張れる

仕事をする上で意識していることは整理整頓です。これは自分の性格でもあるのですが、常に自分の使う道具や材料などは綺麗にして、他の人が見てもどこに何があるかわかるような状態を心がけています。身の回りや働く環境は仕事の出来にも通じると思うので、そういった整理整頓が、ひいてはお客様からの信用にもつながると考えています。
年齢や立場もあり、会社の今後を考える機会は多くなりますが、「日野工業に任せれば大丈夫」 と思ってもらえる、信頼のある会社としてまだまだ大きくなっていきたいと思っています。 時代が進むにつれ、配管も、使う道具もどんどん新しくなっていくので、この仕事にはここで終わりという限界がありません。それが大変な部分でもありますが、同時にモチベーションを高めてくれる要因でもあります。日々勉強、これからもスキルアップを目指していきたいと思います。